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2012.11.22 / ブログ

秋葉山プール工事現場見学に参加してきました。

すっかりご無沙汰してしまいまして御免なさい、実は先週ほぼ1週間、体調 崩して寝込んでおりました。 最高体温39.6度(当家体温計による)を記録。。 一緒に寝込んでた息子の「マイコプラズマ」を貰ったのか、潜伏期間を考えると 2週間ほど前に寝込んだ娘もじつはコレだったのか。。。 で、先週はゆっくりとさせて頂いたので今週はその後始末でバタバタと過ごし ておりました。 最近は『某福祉施設』の現場が動き出したばかりなのと、『藤白の家』は工務店 さんと最終の金額的な詰めを行っている処なので、夏に比べて雲泥の差で少し のんびりとさせてもらっています。 ここのところ、フィスブックを初めて、日ごろの報告はそちらで済ませてしまっていて、 このブログは現場の進捗報告ばかりだったんですが、もっとそれ以外の事もこまめに 書いていきたいなって思っておりまして、手始めに先日参加した見学会のリポートを 載せさせて頂きます。実はこの見学会、(社)和歌山県建築士会和歌山支部 研修 員会の主催なんですが、僕はここの委員としてお世話になっておりまして、参加した と書きましたが運営側でした。で、会報誌への報告記事を仰せつかりまして、折角 書いたんで、ブログでも利用させてもらおうって安直な考えです(^^) 結構完成を心待ちにしている親御さんも多いと思いますので、状況確認にどうぞ(^^) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2015年開催の国体に対応出来るようにと、現在建替え工事が進められて いる秋葉山プールの見学会に参加させて頂きました。 私事ですが、以前の秋葉山プールは父が県職員として建設に関わったと幼少 のころより聞かされており、また家から自転車で15分掛からずに行ける事もあっ て、夏になると毎日のように遊びに行った思い出の場所ですし、今は小さな子を 持つ父として、少しでも早くの一般開放を望む一市民としても、興味深く見学させ て頂きました。一般開放は来年の夏の予定との事で一安心、工事は遅れている そうですが、地域の父親を代表してなんとか間に合わせて頂く様にお願いさせて 頂きました。 まず初めに現場から少し離れた現場事務所で、梓設計担当の方より計画のコ ンセプトや概要、西松・初島・後JV担当の方より工法や現場の見所、注意事項 等を説明頂いてから現場へと向かいました、現場に着くと元駐車場であった場 所まで建物が建っていました、今回の駐車場は建物の地下1~3階に計233台 分が設けられているそうです。 今回の計画のコンセプトは「樹林の中のプール」の継承で、秋葉山の緑と一体 になる素敵な計画になっています。遊泳用の屋外プール、25m・50mの競泳用 屋内プールが有り、50mプールの床は浮き床式で国際基準に対応した2mの深 さを最大に水位の調整が可能になっており、さらに中央の床だけ浮上させて25m プールに分ける事が可能なのだそうで、なんだか子どものころ観たSFアニメを思 い出しました。この浮き床は国内でも数例、間仕切るのは初めての試みになるそ うです。そしてもう一つの見所は50m屋内プールの屋根トラス、こちらを施工する 為のスライド式の足場も、巨大ロボットの整備工場を髣髴とさせる迫力がありまし た。このトラスは地域材の杉と鉄のハイブリットになっており、天井には木製のル ーバーが採用されています、プールで木って大丈夫?と前回のプールが40年使 われた事を思うと疑問は残るのですが、中々迫力が有りながらも、天井と壁の間 の窓から木々の緑も見えてる事も有り、屋内で有る事の閉塞感を和らげている様 でした。 工事はまだ仕上工事がこれからという状況でしたので、完成の際にも是非見 学をさせて頂きたいと思います。最後になりましたが、お忙しい中、快く迎え入 れて頂き、丁寧な説明と案内を頂きました工事関係者の方々に感謝致します、 有り難う御座いました。 研修委員会委員 山中淳 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~