2013.03.14 / ブログ
紀州備長炭に会いに
先日、某福祉施設の鉄骨製品検査の為に湯浅まで。
とても気持ちの良い天気で、湯浅まででも充分楽しい
ドライブだったんですが、帰り道もう少し足を伸ばして
日高川町三十井川まで行って来ました。
目当ては紀州備長炭の窯出し(^_^)v
おそらく日本唯一(て事は世界唯一か?)の“炭焼行政書士”
谷久保さんの窯元にお邪魔させて頂きました。
谷久保さんは行政書士として活躍されながら、ご兄弟で
備長炭の窯元をされています。
(お父さんもいらっしゃったから親子でかな?)
見せて貰った感想は、
魅せられました*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
テレビで見た事はあったんですが、実物の迫力は全然違います。
火が噴出す窯は地獄の門のようでいて、その中で燃える炭は
黄金よりも美しく、なんとも表現の難しい奥深さがありました。

正直行く前は、三十分も有れば飽きるかなって思ってたんですが、
ところがどっこい、何時迄も見つめ続けて居たかった。
結果、途中友達とも合流して、三時間ほどお邪魔してしまいました。
色々なお話しも聞かせて頂きました。
一度に窯にいれるのは5tほど(写真のマキが殆んど入るそうです)で、
炭になるのは十分の一だそうです。

その中でも窯口の方の物はあまり良い物にはならないそうなので、
焼くのに10日程、その他にも木の伐採や約前の準備や出荷準備など、
良質の備長炭がいかに貴重なのかが分かりました。
冬はまだ良いですが、夏は暑そうだし。。

いやぁ、行って良かった、辿り着くまでは、何度も途中で帰ろうかと
思ったんですが。。
初めてですから、詳しい場所が分からず、電話掛けても留守番電話だし。。
人里から段々離れて行くし、挙句には携帯電話圏外になるし。。(/ _ ; )
(実際、現地合流予定だったお一人は途中で断念して帰っちゃった )
何とか探し当てて現地に辿り着いたら本人曰く
「ここ、僕の携帯も圏外だから、持って来てないよ」って。。
なら、場所もっと詳しく教えてよ。。(つД`)ノ
まぁ、そんなゆるさも納得の凄く気持ちの良い場所でした、帰りは
すっかり暗くなってしまって、見上げた星空がまた素敵でした\(^o^)/
谷久保さん、有難うございました。