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2016.02.15 / ブログ

自然素材との付き合い方

自然素材の良さについてあらためて考えさせて頂く機会を 先日頂きました。そんななかで思い出したのが、数年前に 地元地方情報誌に掲載頂いたコラムのこと。 自然素材と人付き合い、最近後者に少し思うところがあっ たんですが、読み返してみて、なんだか元気を頂きました。 噛んで噛んで噛みしだいて、存分に独特の味を味わってや ろうっと^^ ~~以前のコラム~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私は住宅でも店舗でも、靴を脱いで上がる床には無垢の フローリングをお勧めしています。それは足に伝わる感触 が他の素材とはまるで違い、木の持つ何ともいえない柔ら かさと優しさがあるからです。 床に限らず、直接肌が触れる場所は出来るだけ自然素材で つくるのが良いと思います。 中には「無垢のフローリングは反ったり傷付いたりする し、メンテナンスも大変なんでしょう?」と言われる方も いらっしゃるのですが、そんな時私は「自然素材は多くの 心地よさを与えてくれます、その分こちらもお返しをしな いといけないですよね、それがメンテナンスだと思ってく ださい、人との付き合いと同じで、相手に何かを求めるだ けでは駄目なんですよ。長所と短所があるのも人と同じで すよね。あと、使えば使うほど独特の味が出て来るのも無 垢材の魅力ですが、そこも人と深く付き合うことで、最初 の着飾った姿だけでは判らなかった魅力に気付くのと似て いますよね」とお話します。 木が反ったり・すいたりするのは呼吸している証拠でも ありますし、傷が付きやすいのは柔らかいからこそです。 「手の掛かる子ほど可愛い」と言いますが、自然素材の持 つ短所も見方を少し変えてやると大きな魅力になるのでは ないでしょうか。 あなたの肌で感じる住まい、素敵だと思いませんか。