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2016.03.28 / ブログ
たとえばなし
いよいよ3月最後の週が始まりましたね。平成27年度も終わりお迎 えます。。 1月は行って、2月は逃げて、3月は去っていく。。 その先の4月は。。 信じられれないくらいハッピーな事がまってる!! はず。。 さて、本日のお話は、 この前のブログで少し触れましたが、先日の勉強会のリハーサルで 「判り易い」ってお褒め頂きながら、すっ飛ばしちゃった例え話を折角 なので書いてみました。 あなたは熱が出てしんどい時にどうしますか? 風邪引いたと思って 薬局に行って、風邪薬を買いますか?それとも、病院に行ってお医者 さんに症状をお話しして薬を出して貰いますか? どちらにしても“薬”は手に入りましたね、もしかしたら同じ“薬”かも 知れないです。でも、その薬を手に入れるために取った行動はまるで 違います。 Aさんは自分で症状を判断して、自分に合うであろう薬を手に入れた。 Bさんは自分で判断せずに、病院に行って自分の症状に有った薬を 処方して貰った。 Aさんの行動力は素晴らしいですね。でも、もしかしたらAさんの 病気は風邪では無くて、他のもっと恐ろしい病気なのかもしれない。。 Bさんはただの風邪で、わざわざ病院に行く必要の無い程度の病気 だったかも知れない、でもそれは病院で診察して貰ったから判って 事ですね。Bさんはお医者さんに診察して貰い、安心して処方して 貰った薬を飲む事が出来たと思います。 私達設計者がお役に立てる事は、お医者さんの役割に近い処が有り ます。かっこいいデザインの家を設計する事も重要な事ですが、建主 さんのお話しに耳お傾け、その人、そのご家族の為の処方箋(設計) をつくり、判りやすく説明して、納得、安心して住んで頂ける住まい づくりのお手伝いをさせて頂く事が重要な役割だと思います。 100の家族があれば、そのご家族に合った住まいは100通りです。 趣味趣向、家族構成、土地の条件、生活スタイル、将来設計、大切 にしたい事。考えなくっちゃいけない事は沢山あります。それらを 一つ一つ紐解いて、納得して設計を進めていく、現場が始まっても 一緒に考えながらつくり上げていく、あなたの為、ご家族の為だけ のオンリーワンの住まい、一緒につくりませんか。