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2015.10.07 / ブログ
築10年、一つの節目
想建築工房として始めて住宅の設計/監理を担当させて頂いた、 『二人の家』 が竣工したのは今から10年前の事です。 10年一昔と言いますが、色々と試行錯誤しながら設計して、施工中も 現場に足しげく通って、現場監督さんや職人さんたちに色々と教えて 貰いながら監理したのをついこの前のように覚えています。 でも、夜な夜な仕事してると感じる目の疲れと、半端無い肩こりが10年 という月日の流れを身にしみて感じさせてくれます。。 その月日の流れは建物にとっても大きなもので、10年は一つの節目。 『構造耐力上主要な部分』と『雨水の浸入を防止する部分』についての 保証期間が10年と言う事もあるのですが、環境によっては建物に大き な痛みが出てくる時期でもあるのです。 なので点検と状況に応じた適切なメンテナンスが大切です。 前置きが長くなりましたが、メンテナンスが必要な時期が来ていないかの 確認の為に『二人の家』にお邪魔してきました。 出迎えてくれたのは、ご主人と可愛い三歳のお嬢ちゃま。 そう、竣工当初は『二人の家』でしたが、今は『三人の家』になっているの です^^ 先ずは挨拶も早々に、外部からチェック。 ガルバリウムの外壁やコーキング、ベランダ床の防水には大きな劣化は 見られず、まだ手を入れしなくても暫くは大丈夫そうです。 木部の経年変化は否めませんが、その過程も楽しんでくれているとの事^^

