2015.10.14 / ブログ
受け継がれる『祭』
10月10日・11日の二日間、岸和田の海手を除く、
阪南地域は各地域のだんじり祭りで賑わいました。
義妹の嫁ぎ先が貝塚の半田で、毎年では無いけれ
ど、タイミングが合う時に家族で参加させて貰っ
ています。
今年は11日にお邪魔してきました。
子供達も祭り衣装に身を包み、気分は地元民^^
![IMG_3635.JPG](https://site-sou.com/hp/wp-content/uploads/2015/10/IMG_3635-300x224.jpg)
だんじりと言えば岸和田が有名ですが、阪南地域
から和歌山でも紀北の一部(粉河や橋本)でも盛ん
なお祭りで、貝塚も岸和田に負けない程の盛り上
りで、毎回勢いよく曲がる山車の迫力にワクワク
します^o^
![IMG_3639.JPG](https://site-sou.com/hp/wp-content/uploads/2015/10/IMG_3639-224x300.jpg)
山車に施された彫り物や装飾はとても繊細で素晴
らしく、荒々しい祭りのイメージと対照的な気が
しますが、山車が無骨な木の塊だったらと想像し
てみると。。やはり山車はこの形で有るからこそ
素晴らしいのだと判ります。
![IMG_3641.JPG](https://site-sou.com/hp/wp-content/uploads/2015/10/IMG_3641-300x224.jpg)
地車の魅力の他に感心させられるのは、町ぐるみ
で、祭りが大切に受け継がれていると言う事。
町に賑わいを取り戻そうと、様々なイベントを企
画して、四苦八苦しながら運営している人達と関
わらせて頂く事が多い者としては、凄く羨ましく
も有りますが、受け継いでいく苦労は並々ならぬ
物が有るんだろうなと考えてしまいます。
物の継承、想いの継承、技術の継承、人の継承、
そして、それらを支える上で、やはり必ず必要に
なってくるお金の事。。
激しい祭りですから、事故や事件も多いでしょう。
11日も最後の周の時に勢い余って電柱に激突!!
って事もありました。幸い大事には至らなかった
ようで、良かったのですが、「よかったね」では
終わらないでしょうね。。
他にも盗撮容疑のおじさんが、警察詰め所に両脇
抱えられて連行されていったり。。
地域は変わりますが、10日泉佐野ではお一人の方
が亡くなられた悲しい事故もありました。
なにも知らないよそ者が、少し考えただけでも、
継承する難しさは山盛りです。
でもね、ヤッパリ町が一つになって盛り上がる祭り
が有るって素晴らしい事ですよね。
何かを受け継いでいく、それは誇らしくも、とても
大変な事だと思います、部外者が気軽に「羨ましい」
とか「これからも続けてください」とか言ってはい
けない事なのかもしれませんが、是非来年も遊びに
行きたいと思います。
少しでもお役に立てればと、出店で飲み食いしまく
った結果、満腹で夕食抜きになりました^^